商戦は年末モードに入っています。
大分県大分市のアミュプラザおおいたにある洋菓子店では11月からクリスマスケーキの予約をスタート。用意しているのは人気のショートケーキや定番のチョコレートなど7種類です。しかし、ここにも物価高の影響が…
◆洋菓子マンダリーヌ河野里砂チーフマネージャー
「(仕入れ)価格が上がっているのがきついところ。フレッシュバターにこだわっているがバターが値上がりしたり、チョコレートがすごく上がってしまっている。できるだけ皆さんにおいしいと思ってもらえるように素材にこだわって仕入れている」
値上げせざるを得なかったそうですが、「クリスマスに笑顔を届けたい」という思いを込めて、2025年もこだわりの手作りケーキを販売するということです。数量限定販売のため、店では早めの予約を呼び掛けています。
一方、お正月のおせち料理の予約販売も始まっています。
大分市のトキハ本店では2025年、 およそ150種類を取りそろえています。
◆TOS刀祢優月記者
「ことしは和食以外の料理をもっと増やしてほしいという声を受けて、和食に加えて洋食や中華を合わせたおせちを増やしてるということです」
トキハでは若い世代を取り込もうと、洋食や中華の料理を取り入れた「和洋中」のおせちを充実させていて、人気があるということです。おせち商戦を巡っては、通販業者やスーパー、さらにコンビニエンスストアとの競争が激しくなり、年々予約開始時期が早まり、トキハでも9月末から受け付けを始めています。
早くも一部の商品は完売しているということです。おせちの予約はインターネットからも可能で、例年、11月中旬ごろに注文がピークを迎えるということです。