コメの価格高騰による「麺」需要の高まりが、データに現れています。
帝国データバンクによりますと、2025年1月から10月の「製麺所」の倒産件数は4件にとどまり、2024年度では「赤字」となっている製麺所の割合が過去最少になりました。
コメの価格高騰を受け、ラーメンやうどんなど「麺」のメニューを出す飲食店が増え、家庭でもコメの代わりにパスタなどを主食で利用することが増えたことが「製麺所」の業績改善に追い風となったとみられています。
帝国データバンクは、コメ高騰による麺への需要のシフトは一時的な可能性もあると指摘しています。