フランス・パリで6日、イスラエルの管弦楽団のコンサートの最中に発煙筒が投げ込まれるなどし、公演が一時中断しました。
パリ市内のホールで行われていたイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団のコンサートの最中に3回にわたって妨害行為が行われ、このうち2回で発煙筒が投げ込まれました。
地元メディアによると、ホールの前では親パレスチナの活動家らが抗議活動をしていたほか、発煙筒が投げ込まれた際、「イスラエルは人殺しだ」などと叫んでいたということです。
その後、他の観客らが止めに入りコンサートは最後まで行われました。
フランスのローラン・ヌニエス内務相は「いかなる理由があっても正当化できない」と述べ、事件に関わった4人の身柄を拘束したと発表しました。