6日に解禁となった福井が誇る冬の味覚「越前がに」。7日は、県内のスーパーに漁港から直送されたばかりのカニがずらりと並び、さっそく買い求める人の姿が見られました。

6日に解禁された越前がに漁。県によりますと、漁初日の水揚げ量は越前町、坂井市三国町、小浜市の漁港で、雄のズワイガニが約1万7900杯、雌のセイコガニが約10万4800杯だったということです。
 
このうち、越前町漁港の初競りの値段は、雄のズワイガニが1杯9700円、セイコガニが1100円で、いずれも去年より高くなりました。
   
去年の漁初日に比べると、今年は小浜漁港も加わった影響で水揚げは多くなっているということです。


田島嘉晃アナウンサー:
「県内のスーパー『ハーツ』では、恒例のカニの釜茹で販売が始まりました!」
  
漁解禁から一夜明け、越前町や坂井市三国町などの漁港から直送されたばかりの越前がに。ハーツ10店舗では7日、ゆでたてが販売されました。
  
雌のセイコガニは、税抜き1杯2000円から2500円で、雄のズワイガニは、7日は県外産が入荷し7800円で販売されました。

ハーツの水産スタッフ石田龍士さんは「例年と比べると3~4割値段が高くなっているが、来週になると価格も落ち着いてくる。ブランドの越前がにを届けられるように頑張る」と話していました。
 


カニを買った人たちは「初物だから買おうと思って…少々高いけれど。三国産を昔はトロ箱で何千円で買って食べ放題だったけれど、いまはそうはいかない。解禁を待っていた。楽しみに食べる」「カニが大好きなので解禁を待っていた。年間40杯から60杯食べる。カニの値段は仕方ない。時代だから。それでも買いたい。食べたい」などと話していました。
  
今年度の越前がにの資源量は、過去10年で最も漁獲量が多かった昨年度を上回る見通しで、豊漁が期待されています。
        

福井テレビ
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