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プレスリリース配信元:株式会社Engineerforce
~92.8%が機能削減提案を経験、87.3%が高評価「足し算」から「引き算」へシフトする企業のベンダー評価基準が明らかに~
UI/UXデザインに強みを持つIT会社、Engineerforce Inc.(本社:東京都渋谷区、代表取締役:飯田 佳明)は、従業員数500名以上の企業で、過去2年以内にシステム開発のコンペを実施し、ベンダー選定に関わった意思決定者(IT責任者、新規事業責任者、経営企画責任者など)111名を対象に、システム開発ベンダー選定の決定基準に関する実態調査を実施しましたので、お知らせいたします。

- 01|コンペで最重視されるのは、「技術力と開発実績」(69.4%)と「UI/UXデザインの質とユーザー視点」(60.4%)
- 02|95.5%がシステム開発ベンダー選定時、「UI/UXデザインと技術の両立」を重要視
- 03|9割以上が、ベンダーからの「機能削減」「要件見直し」提案を経験、そのうち87.3%が「評価する」と回答
本調査のダウンロードはこちら:https://engineerforce.io/resources/vendor_research/
■調査概要
- 調査名称:システム開発ベンダー選定の決定基準に関する実態調査- 調査方法:IDEATECHが提供するリサーチマーケティング「リサピー(R)︎」の企画によるインターネット調査
- 調査期間:2025年9月25日~同年9月29日
- 有効回答:従業員数500名以上の企業で過去2年以内にシステム開発のコンペを実施し、ベンダー選定に関わった意思決定者(IT責任者、新規事業責任者、経営企画責任者など)111名
※合計を100%とするため、一部の数値について端数の処理を行っております。そのため、実際の計算値とは若干の差異が生じる場合がございます。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「Engineerforce」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://engineerforce.io/
■約7割が、システム開発プロジェクトのコンペの際に「技術力と開発実績」を重視
「Q1.直近のシステム開発プロジェクトで、コンペの際に最も重視した要素を教えてください。(上位3つまで回答可)」(n=111)と質問したところ、「技術力と開発実績」が69.4%、「UI/UXデザインの質とユーザー視点」が60.4%、「見積もり金額とコストパフォーマンス」が55.0%という回答となりました。
Q1.直近のシステム開発プロジェクトで、コンペの際に最も重視した要素を教えてください。(上位3つまで回答可)
・技術力と開発実績:69.4%
・UI/UXデザインの質とユーザー視点:60.4%
・見積もり金額とコストパフォーマンス:55.0%
・提案内容の具体性と実現可能性:54.1%
・プロジェクトマネジメント能力:37.8%
・会社の規模と信頼性:27.0%
・担当者との相性やコミュニケーション力:20.7%
・アフターサポート体制:19.8%
・納期の確実性とスピード感:17.1%
・その他:0.0%
・重要視した要素はない:0.9%
■システム開発ベンダーの選定時において、95.5%が「UI/UXデザインと技術の両立」は「重要である」と回答
「Q2.システム開発ベンダーを選定する際、「UI/UXデザインと技術の両立」はどの程度重要だと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に重要である」が57.7%、「やや重要である」が37.8%という回答となりました。
Q2.システム開発ベンダーを選定する際、「UI/UXデザインと技術の両立」はどの程度重要だと思いますか。
・非常に重要である:57.7%
・やや重要である:37.8%
・あまり重要ではない:3.6%
・全く重要ではない:0.9%
・わからない/答えられない:0.0%
■UI/UXデザインと技術の両立が重要だと思う理由、「ユーザー体験が事業成功に直結するから」が61.3%で最多
Q2で「非常に重要である」「やや重要である」と回答した方に、「Q3.UI/UXデザインと技術の両立が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=106)と質問したところ、「ユーザー体験が事業成功に直結するから」が61.3%、「社内外のステークホルダーの理解を得やすくなるから」が57.5%という回答となりました。
Q3.UI/UXデザインと技術の両立が重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)
・ユーザー体験が事業成功に直結するから:61.3%
・社内外のステークホルダーの理解を得やすくなるから:57.5%
・競合他社との差別化要因になるから:57.5%
・システムの利用率や定着率が上がるから:56.6%
・エンドユーザーの満足度が向上するから:53.8%
・開発後の運用や改修がスムーズになるから:49.1%
・ブランドイメージの向上につながるから:31.1%
・投資対効果が高まるから:27.4%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■実際に選定したシステム開発ベンダーに対して、83.8%が「満足している」
「Q4.実際に選定したシステム開発ベンダーに対して、現在どの程度満足していますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に満足している」が36.0%、「やや満足している」が47.8%という回答となりました。
Q4.実際に選定したシステム開発ベンダーに対して、現在どの程度満足していますか。
・非常に満足している:36.0%
・やや満足している:47.8%
・あまり満足していない:15.3%
・全く満足していない:0.0%
・わからない/答えられない:0.9%
■9割以上が、システム開発の提案段階で、ベンダー企業からの「機能削減」や「要件の見直し」の提案を経験
「Q5.システム開発の提案段階で、ベンダー企業から「機能削減」や「要件の見直し」の提案を受けたことがありますか。」(n=111)と質問したところ、「積極的に提案された」が36.9%、「必要に応じて提案された」が55.9%という回答となりました。
Q5.システム開発の提案段階で、ベンダー企業から「機能削減」や「要件の見直し」の提案を受けたことがありますか。
・積極的に提案された:36.9%
・必要に応じて提案された:55.9%
・ほとんど提案されなかった:5.4%
・全く提案されなかった:0.0%
・わからない/答えられない:1.8%
■機能削減や要件見直しの提案を、87.3%が評価
Q5で「積極的に提案された」「必要に応じて提案された」と回答した方に、「Q6.機能削減や要件見直しの提案をどのように評価しますか。」(n=103)と質問したところ、「非常に評価する」が44.6%、「やや評価する」が42.7%という回答となりました。
Q6.機能削減や要件見直しの提案をどのように評価しますか。
・非常に評価する:44.6%
・やや評価する:42.7%
・あまり評価しない:11.7%
・全く評価しない:1.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■システム開発ベンダーに対して感じている不満や課題、第1位「ユーザー視点が欠如していること」、第2位「技術的な説明が分かりにくいこと」
「Q7.システム開発ベンダーに対して感じている不満や課題があれば教えてください。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「ユーザー視点が欠如していること」が50.5%、「技術的な説明が分かりにくいこと」が39.6%、「納期遅延や品質問題が発生すること」が36.0%という回答となりました。
Q7.システム開発ベンダーに対して感じている不満や課題があれば教えてください。(複数回答)
・ユーザー視点が欠如していること:50.5%
・技術的な説明が分かりにくいこと:39.6%
・納期遅延や品質問題が発生すること:36.0%
・プロジェクトの進捗報告が不十分なこと:35.1%
・UI/UXデザインと技術のバランスが取れていないこと:31.5%
・機能追加ばかり提案してきて予算が膨らむこと:28.8%
・コミュニケーションが一方的なこと:24.3%
・担当者の変更が頻繁に起こること:21.6%
・アフターサポートが不十分なこと:20.7%
・その他:2.7%
・特に不満はない:10.8%
・わからない/答えられない:0.0%
■理想的なシステム開発ベンダーに求める要素、「本当に必要な機能を見極めて提案してくれること」、「デザインと技術を高いレベルで両立させること」が上位
「Q8.理想的なシステム開発ベンダーに求める要素として、重要だと思うものを教えてください。(上位3つまで回答可)」(n=111)と質問したところ、「本当に必要な機能を見極めて提案してくれること」が51.4%、「デザインと技術を高いレベルで両立させること」が51.4%、「ビジネス課題を深く理解して提案すること」が42.3%という回答となりました。
Q8.理想的なシステム開発ベンダーに求める要素として、重要だと思うものを教えてください。(上位3つまで回答可)
・本当に必要な機能を見極めて提案してくれること:51.4%
・デザインと技術を高いレベルで両立させること:51.4%
・ビジネス課題を深く理解して提案すること:42.3%
・削減すべき要件を明確に指摘してくれること:36.0%
・長期的な視点でアドバイスしてくれること:22.5%
・予算内で最大の価値を生み出すこと:18.9%
・適切なタイミングで「NO」と言ってくれること:13.5%
・スピーディーかつ柔軟に対応すること:12.6%
・透明性の高いコミュニケーションを取ること:5.4%
・その他:0.0%
■新規事業開発やシステム刷新において、外部ベンダーに相談・壁打ちしたいと思う場面、半数以上が「要件定義が適切か第三者の意見が欲しい時」と回答
「Q9.新規事業開発やシステム刷新において、外部ベンダーに相談・壁打ちしたいと思う場面はどのような時ですか。(複数回答)」(n=111)と質問したところ、「要件定義が適切か第三者の意見が欲しい時」が52.3%、「技術選定で迷っている時」が48.6%、「UI/UXデザインの素人感を払拭したい時」が43.2%という回答となりました。
Q9.新規事業開発やシステム刷新において、外部ベンダーに相談・壁打ちしたいと思う場面はどのような時ですか。(複数回答)
・要件定義が適切か第三者の意見が欲しい時:52.3%
・技術選定で迷っている時:48.6%
・UI/UXデザインの素人感を払拭したい時:43.2%
・企画の妥当性に不安を感じた時:41.4%
・社内だけでは新しいアイデアが出ない時:39.6%
・プロジェクトが炎上しそうな予兆を感じた時:35.1%
・投資対効果の判断に迷った時:34.2%
・競合他社の動向を踏まえた戦略を考えたい時:34.2%
・経営層への説明材料が必要な時:20.7%
・その他:0.0%
・特にない:1.8%
・わからない/答えられない:0.0%
■まとめ
今回は、従業員数500名以上の企業で、過去2年以内にシステム開発のコンペを実施し、ベンダー選定に関わった意思決定者(IT責任者、新規事業責任者、経営企画責任者など)111名を対象に、システム開発ベンダー選定の決定基準に関する実態調査を実施しました。まず、直近のシステム開発プロジェクトのコンペで最も重視した要素について調査したところ、「技術力と開発実績」が69.4%で最多となり、次いで「UI/UXデザインの質とユーザー視点」が60.4%となりました。さらに、「UI/UXデザインと技術の両立」の重要性を伺ったところ、95.5%が「重要である」と回答し、その理由として「ユーザー体験が事業成功に直結するから」(61.3%)、「社内外のステークホルダーの理解を得やすくなるから」(57.5%)が挙げられました。また、ベンダーからの「機能削減」や「要件見直し」の提案については、92.8%が提案を受けた経験があり、そのうち87.3%が「評価する」と回答しています。一方で、ベンダーへの不満として「ユーザー視点が欠如していること」が50.5%で最も多く、理想的なベンダーの要素として「本当に必要な機能を見極めて提案してくれること」、「デザインと技術を高いレベルで両立させること」が51.4%で同率1位となりました。
今回の調査では、システム開発ベンダー選定において、従来の技術力や実績だけでなく、UI/UXデザインとの両立が新たな評価基準として確立されていることが明らかになりました。特に注目すべきは、機能追加ではなく「機能削減」や「要件見直し」といった引き算の提案が高く評価されている点です。これは、真のベンダーシップとは、クライアントの要望をそのまま実現することではなく、本質的な価値を見極め、時には「NO」と言える関係性を構築することにあることを示唆しています。DX推進が加速する中、ベンダー選定の基準は「提案力」から「削減提案力」へとシフトしており、デザインと技術を高いレベルで両立させながら、真に必要な機能を見極められるベンダーが求められていると言えるでしょう。
本調査のダウンロードはこちら:https://engineerforce.io/resources/vendor_research/
■Engineerforceの事業紹介
3つの柱で企業成長を加速Engineerforceは、次の3つの重要な戦略を掲げ、企業の成長を支えています。これらの取り組みは、全てのクライアントに向けて提供する価値を最大化するために進めています。

1.UI/UXデザイン
ユーザー視点に立ったデザインを徹底的に追求し、使いやすく魅力的なサービスを提供します。
ボタン配置や余白設計など細部にまで配慮し、操作性とビジュアルの両面で洗練されたUI/UXを実現。
また、弊社にはエンジニアチームが在籍しており、実装のしやすさを理解した上でシステムのデザインを設計。開発との連携を前提とした高品質なデザインを提供します。

2.開発DX
最先端技術を取り入れ、開発現場の課題に対して的確な提案を行います。
私たちの「開発DX」は、単なる技術導入にとどまらず、働き方や開発プロセスそのものの変革を推進。効率的で柔軟な開発環境を構築し、企業の成長を支援します。
さらに、社内のデザインチームと密に連携。実装を見据えたUI設計や、仕様変更への迅速な対応により、コミュニケーションコストを最小限に抑えた高品質な開発を実現します。

3.営業DX
営業力強化の研修、新規事業の創出支援、戦略的マーケティングの3軸から、営業活動のDXを推進します。提案資料や会社紹介スライドなども、ビジュアル面から精度高く設計し、見せ方を含めた説得力のあるアウトプットを実現します。また、新規事業においては、社内稟議や顧客ヒアリングに活用できるモックアップやビジュアル資料を迅速に作成し、企画の推進をサポート。企画段階からデザインの力を活かすことで、従来の営業支援とは一線を画す実行力を提供します。
詳しくはこちら:https://engineerforce.io/ui-ux-design-support/
■会社概要
会社名 :株式会社Engineerforce(エンジニアフォース)設立 :2020/08/04
代表者 :代表取締役 飯田佳明
所在地 :東京都渋谷区桜丘町23番17号 シティコート桜丘408
事業内容:ソフトウェア開発、UIUXデザイン、コンサルティング、プロダクト開発
URL :https://engineerforce.io/
X(旧Twitter):https://x.com/Yoshiaki__iida
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