船の上やターミナルでテロが発生した時に備え、佐渡汽船の職員が佐渡海上保安署などとともに、さすまたなどを使った警備訓練を行いました。
7日、佐渡汽船の小木港ターミナルで行われた自主警備訓練。
佐渡海上保安署などが佐渡汽船の職員に、さすまたや盾の使い方を指導しました。
訓練は、佐渡金山が世界遺産に登録され、国内外から多くの人が訪れていることを受け、テロ行為の発生に備えようと小木港で初めて実施されました。
【実技】
「肘をしっかり中に入れてもらうと、しっかり固定して守れる」
この中では、道具がない場合モップなど近くにある物で代用し、犯人を制圧する必要性も伝えられました。
【佐渡汽船の職員】
「初めてのことで覚えるのが大変だったが、いい訓練が出来たと思う」
【新潟海上保安部巡視船さど 小澤拓真航海士】
「有事の際には官民一体となって対処できるように引き続き訓練にあたっていきたい」
職員は、いざというときに客や自分の身を守るため真剣な様子で取り組んでいました。