JR東日本が導入を目指す顔認証改札機の実証実験が始まりました。11月6日はさっそくモ二ターとなっている人たちが通勤・通学の際に利便性などを確かめていました。
新潟駅と長岡駅で6日に始まった“ウォークスルー改札”の実証実験。
切符やICカードは不要で、顔認証のみで改札を通過できるため、荷物で両手がふさがっていても簡単に改札を通ることができます。
6日はさっそくモニター登録した人たちが朝の通勤・通学時間帯が顔認証改札機を利用していました。
【利用者】
「ドキドキしながら通ったが、スムーズに通れた。登録するときはあっさりだったので、しっかり(顔が)認証されてびっくりした」
【利用者】
「スムーズで楽だった。定期券を出したりする手間がなくてよかった」
多くの利用者がその利便性を口にした一方で、課題もあるようです。
【利用者】
「周りの音が大きいので、通った時にOKなのかどうか、ちょっと聞こえづらいと思った」
中には、こんなモニターの人も。
【利用者】
「マスクとか眼鏡とかしていたらどうなるのか、今後、試してみようかなと思う。きょうは何もなかったが、せっかくモニターなので色々試してみて、もし、あればアドバイスじゃないけどしてみたいなと思っている」
来年3月末まで続く実証実験。JR東日本はここで出た様々な意見や課題を検証し、早期の導入を目指すとしています。