秋篠宮妃紀子さまは子育て支援に取り組む「母子愛育会」の活動交流会に初めて出席されました。
「母子愛育会」は昭和天皇の思いを受け、上皇さまの誕生を機に創立された母と子の健康づくりや子育て支援に取り組む社会福祉団体です。
総裁を務める紀子さまは「愛育病院」で長男の悠仁さまを出産した経験もあり、毎年、各地で愛育会の取り組みを視察されています。
5日に行われた交流会では、地域で活動する愛育班員と呼ばれる人たちにより、子どもたちへのサポートについての講演やパネルディスカッションが行われました。
担当の地域で子供の誕生が少なくなる一方、高齢化が進む実態などについて、紀子さまはおよそ3時間にわたり熱心に耳を傾けられました。
交流会が終了すると紀子さまは、登壇者や出席者らに「忙しいのにいらしていただいてありがとうございます」と笑顔で語りかけ、幼児だけでなく中学生など年齢層を広げ見守る活動をしていることに「地域の子供を始め色々な人たちを大切に、協力し合いながら支え合いながら取り組んでらっしゃるのですね」などと話しかけられていました。