連休最終日に地下鉄トラブルです。

 11月3日午後、札幌市営地下鉄東西線で停電が発生し、一時全線で運転が見合わせとなりました。

 地下鉄大通駅では夕方になっても、運転見合わせの掲示板を見て立ち尽くす人の姿が見られました。

 3日午後3時ごろ、札幌市営地下鉄東西線の南郷7丁目と新さっぽろ駅の間で停電が発生しました。

 この影響で、東西線宮の沢から新さっぽろ駅間の全線で、停電から2時間近く運転を見合わせました。

 停電の影響で、バスセンター前駅では車両がホームドアとずれた位置で停止するトラブルがありました。

 乗客を降ろすのに手間取りましたが、ケガ人はいないということです。

 トラブルが発生したのは午後3時ごろで、2時間近くにわたって全線で運転を見合わせたため、3連休最終日を直撃しました。

 多くの乗客がホームにとどまり、混雑しました。

 また、バスを利用しようとバス停にも多くの人が列を作りました。

 中には「30分以上並んでいて寒くて寒くて早く復旧してほしい」と話す人もいました。

 交通局によりますと、停電の原因は変電設備のトラブルだということです。

 市交通局によりますと午後6時5分ごろには、琴似駅と新さっぽろ駅の間で折り返し運転が可能となりましたが、宮の沢~発寒南間は運転見合わせが続いていて、全線復旧のめどは立っていません。

北海道文化放送
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