クマの出没が相次ぐ北海道札幌市。11月2日、南区の住宅街で5時間にわたって住宅街を徘徊したクマ1頭が駆除されました。

 一方、中央区の伏見や宮の森などの住宅地でも目撃が相次いでいます。

 「クマが目撃された付近では、札幌市の職員らが痕跡がないか調べています」(小出昌範ディレクター)

 2日午後9時45分ごろ、中央区伏見2丁目の「伏見稲荷神社」付近で、体長1.5メートルくらいのクマを目撃したと警察に通報がありました。

 警察は付近を巡回して警戒をするとともに、11月3日、市も看板を設置し住民に警戒を呼びかけました。

 「怖いです。暗くなると怖い。気を付けます」(付近住民)


 さらに午後10時35分ごろには、宮の森2条13丁目付近で車を運転していた人から「クマを目撃した」という通報が警察に2件相次いで寄せられました。

 中央区では9月以降、クマの目撃が23件にのぼり、市や警察は警戒を強めています。

北海道文化放送
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