10月31日昼過ぎ、新潟市中央区で、走行中の路線バスが急ブレーキをかけ、乗客2人がケガをする事故がありました。路線バスは突然前に入ってきた車を避けるためにブレーキをかけたとみられています。

10月31日午後0時半過ぎ、新潟市中央区西堀通の国道上で、路線バスを運転していた50代の男性運転手から「急ブレーキをかけて乗客2人がケガをした」と110番通報がありました。

警察によりますと、路線バスは車体がつながっている「連節バス」と呼ばれるバスで、万代橋方面から日本銀行新潟支店方面へ向かっていたところ、突然80代女性が1人で運転する普通乗用車が前に入ってきたということです。

運転手の男性はこれに驚き、急ブレーキをかけ、車との衝突は避けられましたが、当時複数人いた乗客のうち、立っていた50代女性が転んでケガをしました。

また、イスに座っていた50代女性が頭をぶつけ新潟市内の病院に搬送されたものの、命に別条はありません。

車はその場から立ち去っていましたが、バスに設置されたドライブレコーダーなどから当該車両を特定しました。

警察は事故の原因などを詳しく調べています。

NST新潟総合テレビ
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