10月28日、長崎県西海市の大島造船所で作業員が転落し死亡した事故で、作業員は飛んできた金属製のふたが体に当たり、その衝撃で乗っていた足場ごと倒れたとみられることが新たに分かりました。
10月28日の昼ごろ、西海市大島町の大島造船所で移動式の足場に乗って点検作業をしていた35歳の男性作業員が足場ごと倒れ、その後、搬送先の病院で死亡しました。
死因は出血性ショックでした。
警察のその後の調べで、作業員はパイプに金属製のふたを溶接し内部の圧力を上げたところ、そのふたが吹き飛び作業員の胸に当たったことが新たに分かりました。
作業員はヘルメットと安全ベルトをつけていましたが、衝撃で安全ベルトを取り付けた足場ごと倒れたと見られています。
作業は1人でしていて事故を目撃した人はおらず、 警察は引き続き、ふたが吹き飛んだ原因や事件性の有無なども含めて慎重に調べを進める方針です。
 
     
       
         
         
        