新年の準備が始まっています。2026年用の年賀はがきの販売が30日、全国一斉に始まり、秋田市の郵便局では早速多くの人がはがきを買い求めていました。
秋田市の秋田中央郵便局では、地元の保育園の園児が元気よく歌を披露し、年賀はがきの販売開始を祝いました。
そして「年賀はがきの販売をはじめます」という園児たちのかけ声で販売がスタートしました。
郵便局には営業開始前から多くの人が訪れ、午前9時に販売が始まると次々と買い求めていました。
県内で販売されるのは、来年の干支にちなんだ馬のデザインなど6種類です。
購入した人:
「裏面に貼ったりできるし作っていると楽しい。メールはその日のうちに届くけど、年賀状は送ったというのがもっと先に伝えることができるのが楽しい」
購入した人:
「離れている親戚とか友達にこちらの元気な状況が伝えられて、向こうから返事をもらうと『元気でやってるな』と確認できるので、もう少し続けようかなと思っている。ちょっと病気したけど『いまはこんなに元気だよ』という思いを伝えたいと思っている」
秋田中央郵便局・畠山賢局長:
「元日の朝に届く大切な人からの便り。これはネットやSNSでは伝わりきらない心のつながりを届けられる。これが最大の魅力かなと思う」
年賀状は12月15日から受け付けられます。
全国の年賀はがきの発行枚数は約7億5000万枚で、前年の7割ほどに減っています。