30日の富山県内は日中、さわやかな秋晴れとなりました。

一方、朝は放射冷却で冷え込み、雨晴海岸では冬の風物詩「けあらし」が出現しました。

30日朝の雨晴海岸です。

夜明け前からカメラを手にした多くの人が集まりました。

そして午前5時半ごろ、立山連峰から朝日がのぼると、光に照らされた「けあらし」が美しく浮かび上がります。

海岸を訪れた人は幻想的な風景を撮影していました。

けあらしは冷えた空気と海面の温度差で水蒸気が立ちのぼる現象です。

海岸にほど近い氷見市の最低気温は4.3度と11月中旬並みの冷え込みで、県内9つの観測地点で今シーズン一番の寒さとなりました。

一方、朝日が立ち上った立山。標高2450mの立山室堂は快晴です。

30日朝は氷点下1.8度まで下がりましたが、訪れた人はシーズン終盤の立山を楽しんでいました。

県内はこのあと、31日の夜から天気は下り坂で、3連休は雨が降りそうです。

富山テレビ
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