静岡県御殿場市の御殿場プレミアムアウトレットに設けられている「空飛ぶクルマ」の離着陸場で10月30日、将来の遊覧飛行を見据えたデモフライトが行われました。
村田彬 記者:
いまプロペラの音を響かせて空飛ぶクルマが垂直に上昇し始めました。機体は非常に安定しているように見えます
御殿場プレミアムアウトレットのバーティポートで行われたのは空飛ぶクルマのデモフライト。
国内の商業施設では初めての試みです。
機体は幅5.7m、高さ1.9mの2人乗りで最高時速は130km。
パイロットはおらず、ルートをプログラミングし完全自動飛行が可能です。
デモフライトは高さ20mと40mで2回行われ、飛行の安定性や音の影響を調べたほか運航に必要な設備が適切に機能するか確認されました。
また、来場者のうち抽選で選ばれた人を対象に搭乗体験も行われ、乗り心地を確かめたり写真を撮ったりしていました。
AirX・藤園光英さん:
きょうはパーフェクトとしか言えない。風は多少あったものの一番は安定して乗れたこと。パイロットがいない分、最初怖さはあったものの徐々に乗っていくうちに安定した感じがある。すごく良い体験になった
三菱地所丸の内業務企画部・土山浩平 主事:
買い物に来た人に非日常を体験してもらう意味で富士山をより近く地上とは違う視点で楽しんでもらえる手段になる。移動とエンタメ両方でしっかりと活用していきたい
デモフライトや離着陸場の整備を重ね、将来的には遊覧飛行の実現を目指すということです。
 
       
         
         
        