10月27日に秋田市雄和で遺体で見つかった女性は、クマに襲われたと断定されました。遺体には多くの引っかき傷があったほか、動物のものと思われる毛が付着していました。
27日、秋田市雄和萱ケ沢の田んぼの側溝で81歳の女性が遺体で見つかりました。司法解剖の結果、死因は多発外傷に伴う失血死で、背中を中心に多くの引っかき傷がみられたほか、首の付近に動物のものと思われる毛が付着していました。
こうしたことから、県は「女性はクマに襲われた」と結論付けました。
2025年に県内でクマに襲われて亡くなったのはこれで3人となり、けが人は53人に上っています。
なお秋田市は、女性の遺体が見つかった場所の近くに箱わなを設置していますが、これまでにクマは捕獲されていません。