30日開幕のジャパンモビリティショー。
ひと足先に見どころ、わくわく感をお伝えします。
国内外の自動車メーカーなど、過去最多の517の企業や団体が参加する「ジャパンモビリティショー 2025」。
30日の開幕を前に報道陣に公開され、各社自慢のモビリティが披露されました。
トヨタ自動車・豊田章男会長:
日本の心「ジャパン・プライド」を世界に発信していく。そんなブランドに育てていきたいと思っている。みなさん「ネクスト・センチュリー」にご期待ください。
トヨタ自動車は先日、最上位ブランドへの位置付けを発表したセンチュリーのコンセプトモデルの他、ミニバンタイプで車輪が6つあるレクサスなどを出展。
ホンダのブースでは電気自動車をはじめとする自動車だけでなく、飛行機や、実験で実際に使われたロケットも。
ホンダ・三部敏宏社長:
我々のモビリティで今までできなかったことができるようになるとか、そういう価値観を我々がつくっていきたい。
日産自動車は、電動化技術を結集した新型の高級ミニバン「エルグランド」を公開しました。
日産自動車 イヴァン・エスピノーサ社長:
モビリティは社会を助けられると思うし、当社は日本と世界中のお客さまに対し、必ずしもマイカーがなくてもクルマに乗れなくても、モビリティを提供できることを証明したい。
そして会場には、モビリティショーならではの車以外のユニークな乗り物が。
スポーツ用品メーカーのミズノのブースで見つけたのは、バネ付きのシューズです。
競技用の義足の開発で培ったノウハウを生かして、自分の足で移動することの楽しさを提供します。
そして、実際の車に乗りながらプレイステーション用のレーシングゲームが楽しめるものも。
車は走っているよりも止まっていることの方が多く、90%以上の時間は駐停車状態にあるともいわれています。
ソニーとレクサスがタッグを組んだこのモビリティは、この止まっている時間を有効活用。
リアルな運転感覚でゲームを楽しめるのはもちろん、ペーパードライバーの練習用にも使える他、チャイルドシートを付ければ子どもでも楽しめ、未来のモビリティファンを増やすことが期待されます。
未来へのわくわくが止まらない、ジャパンモビリティショー。
10月30日から11月9日までの11日間、東京ビッグサイトで開催されます。