国土交通省は、２０２０年の７月豪雨で被災し一部区間で運休が続く、くま川鉄道の
事業再構築計画を１０月２４日、認定しました。
計画の期間は来年４月から１０年間で、くま川鉄道が運行を担い熊本県と沿線１０市町村でつくる「管理機構」が、線路など鉄道施設を保有する『上下分離方式』を導入します。
総事業費は３５億１４００万円で、老朽化した施設の更新や、駅、車両へのＷｉ‐Ｆｉの整備、キャッシュレス決済の導入などによって利便性の向上を図るほか、観光振興にも取り組むということです。
くま川鉄道は２０２６年度上半期中の全線再開を目指しています。
