大阪府交野市で市の幹部らによるパワハラ被害の内部通報を市が約1年間、放置していたとみられることが分かった。

(※内部通報事案とされる音声)
市幹部職員:
返事もできひんのかお前んとこは。
市職員:
うん。

市幹部職員:
『うん』って誰に言ってんねんオラァ
市職員:
はい。

市幹部職員:
お前対等か?俺と、コラ。
市職員:
違います。
27日午後4時頃、大阪府交野市役所の職員などが会見を開き、市の幹部職員から受けたとする、「パワハラの音声」を公開した。

職員たちによると、市の幹部2人が行った職員10人へのパワハラについて相談を受けた別の職員が2024年7月に交野市に内部通報した。

8月、市から証拠の提出を求められた職員は、被害者に直接確認するよう要請したものの、約1年間にわたって放置されていたという。

交野市は「個人情報の保護も含め、回答を差し控えさせていただきます」としている。
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