新潟県教育委員会は、職務上関係ある女性と飲食店で飲食した際、店内や店外などでホテルに誘ったり、体を触ったりしたとして中越地方の高校に勤務する校長の男性を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
停職6カ月の懲戒処分となったのは、中越地方の高校に勤務する校長の男性(50代)です。
校長は25年8月、職務上関係のある女性と飲食店で飲食した際、店内や店外、帰宅途中のタクシーの中で女性をホテルに誘ったり、体を触る行為を繰り返したということです。
その日、男性は有給休暇中で新潟市内のアルコールを提供する飲食店で1軒目は和食、2軒目はワインの飲める店に行き、男性が深く酔っていたので女性は男性が1人で帰れないと思い、タクシーに同乗したということです。
県教育委員会によりますと、被害女性が上司に報告し、その上司から県教育委員会に通報したことで発覚しました。
県教委の調査に対し、男性は飲食の途中から記憶がないものの、「被害女性が虚偽の内容を話しているとは思わない」と話し、深く反省しているということです。
県教育委員会は「校長への指導を徹底し、二度とこのようなことがないようにする」と再発防止を図る考えです。