韓国・ソウルの梨泰院で159人が死亡した雑踏事故からまもなく3年です。
25日、外国人犠牲者の遺族が事故現場を訪れました。
2022年10月、韓国・ソウルの梨泰院で発生した雑踏事故では159人が亡くなり、日本人留学生2人を含む26人の外国人も犠牲になりました。
25日、現場では追悼行事が開かれ遺族が花を手向けました。
韓国政府は23日、事故現場に近い大統領府周辺で行われたデモに対応するため、現場の警備が十分でなかったとの調査結果を発表しています。
一方、遺族は救助が遅れた原因究明が十分ではないとして追加調査を求めています。
遺族代表は「3年がたちましたが、まだ真実はすべて明らかになっていません。あなたたち(犠牲者)の悔しさが無駄にならないように私たちが真実を明らかにします」などと訴えました。
遺族や韓国政府は29日にも大規模な追悼式典を行う予定で、日本人犠牲者の遺族も出席する予定です。