小泉防衛相は、自衛隊の基地を視察し、トップセールスの強化による防衛装備品の輸出拡大に意欲を示しました。
小泉大臣は航空自衛隊の横田基地と海上自衛隊の横須賀基地を相次いで訪れ、隊員を激励しました。
横須賀では、同じ型の艦艇がオーストラリアに輸出される予定の護衛艦「くまの」を視察し、「防衛装備技術協力が拡大しているが、これは日本の装備品の高い技術力に対する世界からの期待の表れだ。この期待に応えることは、国際秩序の平和と安定につながるものであり、私自身、防衛外交を展開する中で、トップセールスを強化していきたいと考えています」と述べました。
小泉大臣はこのように述べた上で、自民党と日本維新の会が防衛装備品の輸出を限定するルールの撤廃で合意したことを踏まえ「防衛と経済の好循環を実現すべく、その必要性をしっかり説明していく」との意向を示しました。