地盤沈下のためターミナルを間借りしている愛知県警の中部空港警察署が、2030年度以降に廃止され、常滑警察署と統合されることになりました。
愛知県警は24日、常滑市の空港島を管轄する中部空港署を廃止し、2030年度以降に新築・移転の計画がある常滑署と統合する方針を明らかにしました。
統合後の警察署には、2つの署を合わせた規模を上回る人員を配置し、指揮系統の一元化により、事件・事故への対応力強化を図るとしています。
中部空港署は、セントレアが開業した2005年に新たに置かれましたが、地盤の沈下による不具合が出て、2025年3月からは空港第2ターミナルの一角を、年間1億6000万円で借りて業務を続けています。