ゲーム用の映像やCGの制作などを手がける企業と佐賀大学の学生が共同で制作した映像を体験型で楽しめる展示が佐賀市で行われています。
この展示は東京に本社を置き佐賀にも拠点のあるフレイムと、佐賀大学芸術地域デザイン学部が行っている共同研究のこれまでの成果を紹介しようと開かれているものです。
「バーチャルライブの新たな表現」をテーマに、連携協定を結んだ今年5月から制作を始めフレイムが技術面でフォローやサポートをしています。
展示ではアナログテレビやプロジェクターなど明るさや色合いが異なる複数のモニターを利用していて、360度の仮想世界への没入感を体験することができます。
【佐賀大学芸術地域デザイン学部3年 宮原ひなたさん】
「共同研究のメンバーみんなの知識や技術をいっぱい詰め込んだ映像制作をしている。360度の映像やキャラクターがいろいろなモニターを飛び回る、いっぱいモニターがあるならではの映像になっているので楽しんで見てほしい」
【フレイム 武富直之常務取締役】
「ビジネスビジネスしてしまうと、どうしても型にはまってしまうところを、今回学生にアートという観点を入れてもらって、新しい手法を開発してもらえているのかなと、いま期待している」
イベントは10月26日まで佐賀大学で開かれています。