名古屋市の東山動植物園で飼育されていたキリン「トリノ」が10月23日、天国に旅立ちました。25日から献花台も設けられます。

 東山動植物園によりますと、23日午後、19歳のオスのアミメキリン「トリノ」が転倒して水堀に落ち、引き揚げたあとも立ち上がることができなくなりました。

 大型の動物は、立てなくなると体重で内臓が圧迫されるということで、23日午後6時半、呼吸不全のため死にました。

 2005年に東山で生まれたトリノは、人間で言うと70歳過ぎくらいで、9月の敬老の日にお祝いされたばかりでしたが、1週間ほど前からふらつく様子が確認されていたということです。

 トリノは5頭のキリンの父親にもなりました。10月25日から11月3日まで、キリン舎の前に献花台が設置されます。

東海テレビ
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