アメリカの半導体大手インテルは、7四半期ぶりに黒字転換した。
インテルが23日発表した、2025年7月から9月までの決算では、売上高は136億5300万ドル、日本円で約2兆800億円で、前年の同じ時期に比べ3%増加した。
また、最終損益は40億6300万ドル、日本円で約6200億円の黒字となり、166億ドルの赤字だった前の年の同じ時期から大きく改善した。
黒字に転換するのは7四半期ぶりで、主力のパソコン向け部門が持ち直したことに加え、人員削減や設備投資の見直しによるコスト削減も寄与したとみられる。
不振が続くインテルは、アメリカ政府や競合大手のエヌビディアなどからの出資を受け、経営基盤の強化を図っている。