岡山県北、美作地域で職人が守り継いできた民芸品の技を紹介する企画展が津山市で開かれています。
竹で作った干支の置き物、「作州牛」に岡山県の伝統工芸品「横野和紙」。職人たちの技と感性が光る作品が並びます。会場には津山市や鏡野町など美作地域を拠点に活動する9人の作品約700点が展示されています。
鏡野町の木工作家・森本博一さんが手掛けた食器は特産のヒノキやサクラなどを使い、木が持つ素朴さを残します。
津山市の竹彫刻家・小林博道さんの作品は、囲炉裏の煙でいぶした竹を使っていて、精巧な作品が見る人を引きつけます。
(津山民芸協会 小林博道会長)
「多くの人に来てもらい手作りの素晴らしさ、手仕事の魅力を感じてほしい」
「作州の民芸・ものづくり展」は津山市のアルネ・津山で10月27日まで開かれています。