福島県南会津町で起きた強盗致傷事件の裁判で、検察はベトナム国籍の被告2人にそれぞれ懲役14年を求刑した。

起訴状によると、ベトナム国籍のホアン被告とマイ被告は、2024年5月、南会津町の住宅に押し入り60代の女性を縛りケガをさせた上、現金2万円とネックレスを奪ったなどとされている。

10月23日開かれた裁判で、検察側は2人が短い期間に、複数の県にまたがり強盗事件を繰り返した常習性などを指摘したうえで、「地域社会に与えた影響は大きい」として、懲役14年を求刑した。

一方、弁護側は技能実習生として来日後、経済的に苦しい生活が続いていたなどとして情状酌量を求めた。

判決は10月29日に言い渡される。

福島テレビ
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