伊東市の田久保眞紀 市長は10月24日、市議会臨時会を同月31日に招集することを告示しました。臨時会では田久保市長に対する二度目の不信任決議案が提出・可決されるのが間違いない状況です。
伊東市の田久保市長は10月24日、解散後初めてとなる市議会の臨時会を同月31日に招集すると告示しました。
田久保市長をめぐっては大学を除籍されていたにもかかわらず市の広報誌などに「東洋大学法学部卒業」と記した学歴詐称が問題となり、市議会が9月1日に全会一致で不信任を議決しましたが、これに対し田久保市長は議会を解散しました。
ただ、田久保市政継続の是非が問われた10月19日の市議選では、定数20に対して田久保市長を支持しない姿勢を示した候補が19人当選していて、いずれも再び不信任案が提出された場合、賛成票を投じる考えを明らかにしています。
議会側は10月23日に各会派の代表者による会議を開き、再び不信任案を提出することで同意していて、可決されるのは確実な状況です。
地方自治法では不信任の議決に伴い議会が解散された場合、解散後初めて招集された議会で首長に対する不信任決議案が出され、全議員の3分の2以上が出席した上で過半数が賛成すると失職すると規定されていて、議長から通知があった日をもって職を失います。
