東京・高輪ゲートウェイで開業した「マリオットブランド」で、最上位のラグジュアリーホテルがお披露目されました。

高輪ゲートウェイシティで2025年秋に開業を迎えた「JWマリオット・ホテル東京」が、23日に初めて報道陣に公開されました。

この土地に“根付き”“育まれる”ことを願って、特別なオープニングセレモニーが執り行われました。

アメリカの大手ホテル「マリオット」による最上位ブランドホテルは、奈良に続いて2例目です。

ホテルで最も広い最上級のスイートルーム「プレジデンシャルスイート」は1泊200万円から。
エントランスやフロントには日本の禅の世界や鎌倉彫を取り入れるなど、日本の文化と融合した造りが特徴的です。

魚介や野菜など、各地の旬の食材を厳選した日本料理も提供されます。
彩りを添えるのは、館内などで育てているハーブです。

1泊約15万円から利用できる客室「コーナージュニアスイートキング」は、まるで絵画のような都心の街並みが広がり、落ち着いた空間になっています。

この地を選んだ大きな理由のひとつが立地です。
高輪ゲートウェイ駅直結で利便性が高い点は、大きなビジネスチャンスにもつながるとみています。

JWマリオット・ホテル東京 クリストファー・クラーク総支配人:
平日には多くの外国人客がここに来る。このホテルは品川に近く、高輪ゲートウェイの真上にあり羽田空港にも近い。東京を訪れ、ゴールデンルートに向かう外国人たちには最高の立地だ。

東京の新たな玄関口での開業に、東京都の小池百合子知事からは「東京の国際的なプレゼンスを、さらに向上させてくれるものと確信しています」というコメントが寄せられました。

マリオットは日本市場の活況を捉え、高輪でのホテルも含め2025年中に、国内で22ブランドのホテルを展開する予定です。