愛媛県の瀬戸内海に浮かぶ今治市の大島で、今年も住民グループが耕作放棄地を利用して栽培されたオリーブが実り、収穫がピークを迎えています。23日もメンバーが作業に追われました。
オリーブの収穫がピークを迎えているのは、瀬戸内海に浮かぶ大島の吉海町。栽培しているのは50代から80代までの住民グループ「ポパイズクラブ」。12年ほど前から、耕作放棄地になっていた約1.6ヘクタールに600本のオリーブの木を植えて育てています。
作業は10月上旬にスタート。鈴なりになった緑や紫のオリーブの実を手でしごき落としています。「ポパイズクラブ」の藤本省四郎代表は「今年はいっぱいなっとるけん、気持ちがええわ。大量じゃあ、大量じゃあ!」と喜びいっぱい。今年は猛暑が続いたものの、水の管理を徹底したため質、量ともに過去最高の品質ということです。
藤本省四郎代表:
「サラダとかカルパッチョとか、パンにつけるとかオイルは何でも使えますね。ただ熱を加えるんにはもったいないから、生で食べて欲しいんです」
作業は12月初旬まで続けられ、約6トンの収穫を見込んでいます。オリーブは塩漬けやオリーブオイルにして、10月27日頃から島しょ部の道の駅などで販売を開始する予定。11月9日には収穫祭が開いて、収穫体験のほか、オリーブのピザなどを販売するということいです。
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