オープンから31年の時を経ていま生まれ変わろうとしている広島市中心部の商業施設「パセーラ」。そこに来週オープンする「水族館」などがきょう報道陣に公開されました。

【加藤キャスター】
「物語仕立てで、これから展示が見られるのかなというような期待感を掻き立てられるつくりになっています。おおすごいですね、鏡張りの空間で下をみると広島らしいですね。鯉がいます!」

8つのゾーンで生命の力強さと儚さを表現する「広島もとまち水族館」。

「あ!カエルだ!すごい色している」

「うわ!…爬虫類かな…」

「こちらにはオオサンショウウオがいます。こうした水槽は水族館なのであって当然かなと思いますが、ちょっと面白いのがこちらです、インコ」

「海や水の関係する動物ではない生き物もいるということで、カメラが集まっている場所には意外な生き物がいます!かわいいミーアキャットです」

そして、こちらは全面真っ白な空間でひと際、水槽を引き立たせた演出。

実は、既存の商業施設ビルにオープンするため重さに制限があり、水族館でイメージする大きな水槽はありません。

しかし、その分、来場者の心をグッと掴む空間演出に力を入れたまさに「都市型の水族館」なんです。

「さて次の空間…おお…面白い!海に出ました」
「すごいですよ!ここまで回ってきて思うのは各エリアのコンセプトがはっきり分かれていてひとつの水族館なんですけど全く違う展示に見えます」
「ちょっといまから我々はどこに誘われるんだろうという幻想的な空間になっていますが…すごい!うわ~また雰囲気が全然違いますね」

「ここも面白いですね、紅葉ですか…」

私たち人間も含め、さまざまな生き物が関係性を持って生きる中でそのバランスが崩れることがないよう「命の大切さ」を伝えたい。そんな思いを込めて今月31日にオープンする新たな水族館…。

一方、リニューアルが進む新生パセーラ6階では、複数店舗が立ち並ぶフードホールも来月1日にオープンします。注文から食器返却までの全てを席に座ったまま完結できる仕組みで子育て世帯などにも優しいスポットとなりそうです。

テレビ新広島
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