「あの日のきょうにずきゅん」テレビ新広島、放送50年の歴史の中から、あの日のニュースを振り返ります。
今から22年前の2003年10月23日、広島市西区の川でケガをしたイノシシが見つかり、救出劇の一部始終をTSSのカメラが捉えました。
【若木記者】
「広島市内の住宅街に、なんとイノシシが出没しました。子供と思われるイノシシなんですけども、後ろ足、両足ともケガをしているようで、現在、震えた状態です」
イノシシを見つけたのは下校途中の高校生でした。
【発見した高校生は】
「学校から帰っていたら、なんか変なものがあると思って、見たらイノシシで、びっくりしました。座っていて、なんか違う姿勢だった」
イノシシは、後ろ足両足ともケガをしているようでうまく歩けません。
警察や広島市の職員が駆けつけ救助作戦を開始。
10分足らずで、無事、イノシシの救出に成功しました。
付近ではイノシシが畑や庭を荒らす被害も出ていたそうですが、このイノシシは安佐動物公園で手当てを受け、元気になったあと山に戻されたようです。