高市首相は23日午後、就任後初めて北朝鮮による拉致被害者の家族らと面会しました。
高市首相は「一刻も早く、一日も早く、拉致問題を解決しなければならない。私もあらゆるチャンスを逃さない」と述べた上で、来週日本を訪れる予定のアメリカのトランプ大統領など各国首脳に対し、拉致問題解決の協力を求める考えを示しました。
さらに、高市首相は「金正恩氏との首脳会談に臨む覚悟もできている」と日朝首脳会談への意欲も示しました。
一方、面会を終えた拉致被害者の家族らが記者会見を開き、家族会の代表で横田めぐみさんの弟の横田拓也さんは「高市総理は私たち心の内にある苦しい気持ちをしっかり受け止めてくれた。そういったことを私自身、そして家族会全員が感じ取った」と述べ、「総理が強い権限を持ち、この問題を一日も早く解決してほしいと」語りました。