「はとタクシーグループ」の大分県九重町のタクシー会社が、新型コロナウイルス対策の雇用調整助成金287万円あまりを不正受給していたことがわかりました。
グループ内での同様の不正は3社目で、総額は県内の最高額となるおよそ1億9600万円に上ります。
不正受給が判明したのは「九重はとタクシー」です。
大分労働局によりますと、「九重はとタクシー」は2021年1月からおよそ1年間、雇用調整助成金287万円あまりを不正に受け取っていたということです。
「九重はとタクシー」は返済を進めています。
「はとタクシーグループ」では別府市の2社でも同様の不正が発覚しています。
グループ内での不正受給の総額はおよそ1億9626万円に上り、県内での最高額になるということです。