北海道根室市で行われている海面養殖の実証実験で育てられたトラウトサーモンが水揚げされました。
10月21日、今シーズン初めて水揚げされたトラウトサーモン。
根室市の花咲港で全国的に珍しい真夏に行われている海面養殖の実証実験で、育てられた魚です。
この取り組みは3年目で、2024年度の倍の5000匹がいけすに投入され、初日は約400匹を水揚げしました。
「(2025年は)2023年と同じように夏の高水温が続いたので計画通りに進められていない部分もあるが、順調に育っている魚も確認できたので期待して進めていきたい」(根室市水産研究所 工藤 良二 所長)
サーモンの平均体重は1.2キロと2024年より小ぶりですが、脂乗りは良いということです。