浜田市の小学校で児童たちが、2009年に起きた女子大学生死体遺棄事件の追悼行事『はまだ灯』で使われるキャンドルホルダーを作りました。

キャンドルホルダーを製作したのは、浜田市の原井小学校の5、6年生です。
10月21日は、浜田市の島根県立大学の防犯サークル「SCOT(スコット)」のメンバーの学生4人に教わりながら、10月26日に開かれる『はまだ灯』の会場にあかりをともすキャンドルホルダーを作りました。

『はまだ灯』は、浜田市で2009年10月に起きた女子大学生死体遺棄事件の被害者を追悼し、教訓や防犯の誓いを伝えていこうと、毎年開かれています。

児童たちはペットボトルを切り、思い思いにイラストなどを描いて仕上げ、でき上ったホルダーに灯りをともし、出来ばえを確かめていました。

島根県立大学防犯サークルSCOT・岡奈穂代表:
浜田市の安全安心のためにという思いでこのような活動をしておりますので、そういった意識をもった子どもたちが増えてほしいという、次世代への思いをもって活動しています。

児童:
『浜田市で犯罪が起きないように』と思いながら作りました。

キャンドルホルダー作りに児童が参加するのは初めてで、サークルのメンバーは子どもたちが事件について知り、防犯意識が高まるきっかけになればと期待しています。

児童たちが作ったキャンドルホルダーは26日に県立大学で開かれる『はまだ灯2025』の会場に並ぶということです。

TSKさんいん中央テレビ
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