21日に召集の臨時国会で行われる首相指名選挙は、日本維新の会と連立政権の合意をした自民党の高市総裁の選出が確実な情勢です。
自民党・高市総裁:
連立政権を樹立することに合意をしました。
自民と維新は20日夜、党首会談を行い連立の合意書に署名しました。
維新が「絶対条件」としていた国会議員の定数削減については、衆議院の「1割を目標」として「臨時国会に法案を提出し成立を目指す」と記されました。
一方、石破内閣は21日の閣議で辞表を取りまとめ総辞職します。
これを受け、午後に衆参両院で行われる首相指名選挙は、自民・維新の合意により高市総裁の選出が確実な情勢です。
衆院では無所属の議員3人程度が高市総裁への投票を検討していて、1回目の投票で過半数を得る可能性が出ています。
首相指名を受け高市総裁は組閣に着手しますが、維新は閣僚を出さない「閣外協力」にとどめる予定です。
日本維新の会・吉村代表:
与党として初めての経験でもあります。しっかりと閣内に入れるぐらいの力をつけていきたい。
新政権で臨む国会の会期は12月17日までの58日間です。