県庁周辺の県有地の有効活用について話し合う県の検討会が開かれ、歩行者の少ない状況が続く県庁周辺ににぎわいを生み出す構想の素案が示されました。
検討会は市の中心部にありながら歩行者が少ない県庁周辺の活性化を目指して県有地の活用法を検討するもので、今年度、基本構想を策定することにしています。
20日は構想の素案が示され、その柱として緑のある歩行空間とすること、松川べりを水辺空間として整備すること、県庁舎を歴史資源として活用することなどを盛り込みました。
特に、歩行者が利用しやすいように周辺の駐車場は地下に整備するなど再配置を行うことも明記されました。
県は今後パブリックコメントを求め、来年2月ごろに構想を決定することにしています。