開新高校などを運営する学校法人開新学園は、経理を担当していた職員に業務上横領の疑いが持たれている問題を受けて、第三者委員会を設置しました。
業務上横領の疑いが持たれているのは、経理を担当していた50代の女性職員です。
学校法人開新学園によりますと、この職員は退職金の積み立て口座などから、約2億円を横領した疑いが持たれていています。
学園の聞き取りに対し職員は、「2004年ごろから私的に現金を引き出していた」と説明していて、学園は事実関係の確認や原因究明に向けて、弁護士などでつくる第三者委員会を9月19日付で設置したということです。
学園は今後、第三者委員会の調査結果を受けて、職員への刑事告訴など対応を検討するとしています。