マツダは、脱炭素化を推進するため、工場の自家発電に液化天然ガス由来の都市ガスを採用する新たな計画を発表しました。

マツダによりますと、広島市南区の本社工場にある自家発電設備の燃料を石炭から、都市ガスに切り替えるということです。

当初は石炭からアンモニアへの転換を予定していましたが、既に発電技術が確立されている都市ガスを利用した発電システムを導入する方針です。

このシステムは、将来、設備の小規模な改造のみでカーボンニュートラルの燃料として期待される水素発電への切り替えも可能としています。

現在、本社工場と防府工場で稼働する石炭火力発電は2030年をめどに廃止する計画です。

一方、2030年度の二酸化炭素排出量の削減目標は、従来の69%から46%以上に変更しましたが、2035年に、自社工場の温室効果ガス排出量を実質ゼロとする目標に変更はないとしています。

テレビ新広島
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