南海トラフ巨大地震に備え、三重県尾鷲市で19日、大津波から身を守る大規模な防災訓練が行われました。

 訓練は市民らおよそ1200人が参加し、昭和19年に発生した「昭和東南海地震」の津波で21人が亡くなった賀田町では、住民らが標高22mの高台へと避難し、道のりを確認していました。

 また、防災倉庫にある備蓄品の確認なども行いました。

 南海トラフ地震の被害想定では、尾鷲市は高さ1メートルの津波が最短3分で到達し、その後最大17メートルの津波も予想されています。

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。