10月17日夜、青葉区の広瀬川の河川敷で、クマ5頭が一度に目撃されました。
現場周辺には住宅街が広がっていて、警察が注意を呼びかけています。
記者リポート
「住宅街や学生も利用する陸上トラックのすぐ近く、あちらの茂みの中に、クマ5頭が目撃されたということです」
クマが目撃されたのは、JR仙台駅から約3キロ、青葉区霊屋下の広瀬川の河川敷です。
17日午後8時35分ごろ、「評定河原橋」を通行していた人から、「橋の下の茂みにクマが5頭いる」と、警察に通報がありました。
目撃されたクマは、体長約1メートルが2頭、体長約70センチが3頭で、5頭は親子とみられるということです。
通報を受けた警察が周辺で警戒活動を行いましたが、クマは発見されませんでした。
付近住民
「(クマと人の)境界線が狭まっているんじゃないかなと思う。情報をしっかり収集しないといけない」
これまでにクマの痕跡や被害の報告はないということです。
県内では人の生活圏でのクマの出没が相次いでいて、県は、警報を出して一層の警戒を呼びかけています。