トレンドの発信地として人気の東京・原宿。
多くの人が手にしていたのはクレープ。

クレープに詳しい流通専門家・坂口孝則さん:
SNSを中心に「#クレープ巡り」「#クレ活」など、“第3次クレープブーム”が起きている。

「イット!」が多くのクレープ店が立ち並ぶ表参道に行ってみると、クレープを楽しむ多くの人の姿が。

クレープとエスプレッソと 表参道・小嶋茜音店長:
独自配合の生地で、パリパリサクサクとしたクッキーのような香ばしい黄金色のクレープ生地が特徴となっています。世の中もちもちとした生地がすごく多い中で、パリパリした生地が珍しいので、それをおもしろがって楽しんでくれるお客さまがたくさんいらっしゃっていただいております。

手で持って食べるクレープの一方で、持たないスタイルのクレープも。

「アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル 表参道」では、生地にタピオカ粉を使い、もちもちした食感が人気だといいます。

アフタヌーンティー・ラブアンドテーブル 表参道 西岡店長:
断面がとても“映える”っていうのがあるので、インスタグラムなどを通して人気になったのかなと思います。

第3次クレープブームが到来したと話す流通の専門家、坂口孝則さんは、その特徴について「クレープの素材の良さを生かしたり、“映え”ですね。SNSを中心にいろんなクレープの楽しさを体験・経験こみで、みんなが楽しむようになったのが“第3次ブーム”の特徴といえる。クレープっていうのは単なる食べ物ではなくて、コミュニケーションツールとして作用している」と分析します。