長崎市の長崎県美術館で障害者が制作したアート作品が展示されています。

フェルトで作られたかわいらしい海の生き物たち、緻密に再現された国鉄時代の湯江駅周辺の町並み。
 
長崎市の県美術館で16日から始まった「長崎市障害者アート作品展」です。
 
2025年は、ながさきピース文化祭の事業のひとつとして開催されています。
 
障害者施設や特別支援学校から出品された絵画や書道など7部門に約520点が展示されています。

KTN記者
「この1cmサイズを8000枚使ってこちらの作品が作られたということです」
 
長崎市の宮部五月さんが半年かけて製作した「極小鶴deがんばくんとらんばちゃん」です。
 
平和への祈りを込めて、折り鶴をひとつずつ敷き詰めていったそうです。

長崎市から
「皆さん個性的な絵柄で見ていてすごく楽しい」

長崎市障害福祉課 小田崎 百合子 主事
「自分の好きなものをそれぞれに合った表現でアートに落とし込んでいるので、色んな人に来ていただければ」
 
作品展は19日までですが、21日からは長崎市役所で受賞作品が4日間展示されます。

テレビ長崎
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