群馬県前橋市の小川晶市長は17日午後緊急で会見を開き、市職員の既婚男性とホテルで会っていた問題をめぐり、自身の給与を50パーセント減額した上で、市長を続投する意向を明らかにした。

記者から50%減の根拠を聞かれると、「市民の皆様の信頼を回復するためにどういった責任を果たせるのかと言うときに、やはり自分自身にある程度重い数値を考えました。50%というのはそういったところから考えた数値でございます。この50%の削減をもって、市民に対する責任を果たしたかにつきましては、これから先の私自身の残りの行動を見て頂いて、全てが責任を果たす行動と思っております」と説明した。

さらに、自身のどんな行動が誤りだったのかと問われると、「私が相談する場所を適切でない場所を選んでしまったというのが自分自身の一番反省しなければいけないところ。社会通念というところに沿って、市民目線の判断が出来るように自分自身を律していく事が必要だと思います」と述べた。

再発防止策については、「今後の対策としては基本的には職員と話をする場所や時間を明確化していく、市役所の外で打ち合わせしないと言うことが一番必要なことかなと思っています」と説明した。

さらに、相手の男性職員が「市長が尾行されているからラブホテルを相談場所に選んだ」と文書で説明していることを山本一太群馬県知事が「論理破綻」と指摘していることを引き合いに、改めてラブホテルでの密会について記者が質問が出ると、「納得しがたい行動をとってしまったのが今回の大きな問題とおもっておりますので、そこについては自分の判断が間違っていた。誤解を与えるような行動をしてしまったとしかお答えのしようがないです」と説明した。

プライムオンライン編集部
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