韓国の国防相は北朝鮮が新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星20型」を年内に試験発射しようとする動きを把握したと明らかにしました。
韓国の安圭伯(アン・ギュベク)国防相は通信社「聯合ニュース」のインタビューで、北朝鮮が10月10日の軍事パレードで初公開した新型のICBM「火星20型」について、「炭素繊維素材を使って機体を軽くし推進力を増やした」として、「弾頭重量を増やし、多弾頭を搭載しようとする狙いがある」と説明しました。
その上で「年内に試験発射しようと発射台周辺を整理するなどさまざまな状況が確認されている」と明らかにしました。
「火星20型」は、北朝鮮メディアが「最強の核戦略兵器」と報じていますが、韓国軍はまだ開発段階である可能性が高いとみています。