子どもたちの意見を県の施策に取り入れようという「県こども会議」の一環として、10代の児童・生徒が県庁を訪れ、出し合った意見を吉村知事に報告した。

県は、子どもや若者の考えを施策に活かしていこうと、意見を集める場として「県こども会議」を開催している。

9月6日、県内各地の小学校5年から高校3年までの17人が山形市に集まり、「こんな山形であれば住み続けたい」をテーマに話し合った。

10月16日、代表の8人が県庁を訪れ、出し合った意見を吉村知事に報告した。

(三川町立押切小5年・笹原壱心さん)
「みんな親切で笑顔の山形であれば、山形に住み続けたいと思うように考える」

(山形市立千歳小6年・松田爽愛菜さん)
「保育料や教育費を県で少し負担したり、子どもを育てやすい環境を作ることによって山形県に住み続けてくれると思った」

報告を受けた吉村知事は、「将来役立つ提案がたくさんあり心強く感じた」と感想を述べた。

(山形市立千歳小6年・松田爽愛菜さん)
「自分の考えや理想を、県の一番偉い人に伝えられてとてもうれしかった」

(山形東高2年・掘文慈さん)
「山形県で生活していて感じたことなどを率直にお伝えできて、貴重な経験でとてもうれしかった」

県は今後、子どもたちから届けられた意見について施策への反映を検討する。

さくらんぼテレビ
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