きのう=15日に自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表が党首会談を実施。自民党と維新は「連立を含めた協力」に向けて政策協議を始めることとなった。
関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」にきょう=16日出演した維新の吉村代表は、「自民党との連立」に向けて自民党総裁選で高市氏が選出された際は、一時、“野党との連携”に傾いたが、15日の会談を経て「熱量を感じた」といい、考えが大きく変化したことを明かした。
※16日午後3時から午後3時半ごろまでの情報に基づく内容。

■高市総裁と会談を終えて「7割方自民寄り」
吉村代表は番組が用意した“気持ちバロメーター”で「自民党側と野党側、どちらに傾いているか」を表示。
まず「高市総裁との会談を終えた現在」では、「自民側にかなり寄っている」というポイントに針を合わせた。

■「信頼しています」小泉農水相が”総裁有力候補”のときは「8割方自民寄り」
そして自民党の総裁選前に「小泉進次郎農水相も総裁の有力候補」とマスメディアが報じていた時期には、「現在よりもさらに自民党側に寄った」ポイントを指し示した。
その理由については小泉農水相を「約束を守るので信頼している」と述べた。
吉村代表:まず小泉進次郎さんは、私は信頼しています。総裁選では落選になりましたけども、約束したことは実行する、僕は数少ない改革を実行できる人の1人だと思ってるんです。
吉村代表:小泉進次郎さんともう1人菅元総理。菅さんは本当に『できないことはできない』って言いますが、『やる』と言ったら、政党関係なく、絶対約束を守ってくれました。
吉村代表:だから政治家ってすぐ文章に書いても、すぐ忘れたりするじゃないですか。守らないでしょ。でも菅さんと進次郎さんは絶対に約束を守るので」

■「高市さんはすごく熱量を感じました」
また吉村代表は高市総裁が選出されたときには、「中立よりも野党寄り」になったと示した。
現在、高市総裁について吉村代表はどう考えているのだろうか。
青木キャスター:約束を守ってくれそうな感じは会談をして、高市氏に対しても感じましたか?
吉村代表:高市さんはすごく熱量を感じました。僕は高市さんには、政調会長時代にやりとりをしたぐらいで、込み入った話っていうのはあんまりしたことはなかった。
吉村代表:前から少し電話も受けてましたけども、きのう(15日)お会いして、高市新総裁が『この国を動かしていきたい』と。『自分らしい、目指す国家像を実現していきたい』という熱量がすごく強いなと思いました。そこは僕は共感しました。
吉村代表:政治ってやっぱり結局最後は熱量なので、いろんな批判とか反対とかハードルって必ず起きますから、僕たちは評論家でもありません。
吉村代表:現実を動かすのがやっぱり政治家の仕事だと思ってるし、公約を守るのが政治家の仕事だと思ってるので、それに対して高市さん自身の強烈な強い熱量というのは、感じました。
(関西テレビ「旬感LIVE とれたてっ!」2025年10月16日放送)
