北海道石狩市浜益区群別の漁港近くで10月15日深夜、親子とみられるクマ2頭が目撃されました。
15日午前0時40分ごろ、漁港近くの群別川河口付近でサケ釣りをしていた男性が背後に気配を感じて振り返ると、約10メートルの距離に目が光っているのに気づきました。
ライトで照らしたところ、体長約1.5メートルと約70センチのクマ2頭がいたということです。
男性がライトを当てたり釣り竿を振り回したりすると、クマは後方の消波ブロックの方に立ち去ったということです。
男性にケガはありませんでした。通報を受けて警察が警戒活動を行いましたが、クマは発見されず、被害の報告もないということです。
石狩市浜益区では、夏に開かれる漁港のお祭り等がクマの出没が多発することから中止になっていて、警察は、夜釣りなどは控えるよう呼び掛けています。